ナラティブ(語ること)
店長日記のネタ探しの為に、よく見るのが、朝日新聞デジタルの「& W」と「& M」
今日は「& M」から。たまたま、今回の「& M」の見出しが「シャンプーでPRすべきは洗浄力ではない」というものだったので、最近、シャンプーマニアの私には、ちょっと見ないと!と思い読んでました。
この記事自体は、シャンプーのことなんてほとんど書かれてなくて、マーケティング等をテーマにした記事で「PR(パブリック・リレーションズ←知ってました?知らんかった!)」についてでした。
マーケティングを勉強した人(しなくても知っているかも)は、みんな知っている、フィリップ・コトラー(アメリカ合衆国の経済学者。現在89歳)の本はおそらくマーケティング理論のバイブルになっていると思います。このコトラーの「マーケティング1.0」から進化して行くマーケティングの考え方を書いた上で、“今”求められることを書いてました。
難しい説明は省いて(笑)マーケティング1.0が「製品志向」マーケティング2.0が「顧客志向」お客様にとって何が必要か?顧客満足を探ることが大切だった時代です。シャンプーでいえば洗浄力を伝えていれば良かった時代です。さらにマーケティング3.0は「女性の髪型は、もっと自由であった方がいいよね。そんな風に女性が生きていける社会があったら方がいいよね」と言った事を伝える時代です。さらに今は、ここには書かれてなかったですが、マーケティング4.0の時代です。女性の生き方を応援する「社会の中の私」が語れる事が重要になってくるようです。
語ること=ナラティブという言葉があります。これからは、企業ではなく、消費者(皆さん)が主役になれる物語仕立ての中で、マーケティングや、PRが行われることが重要になってくるようです。ナラティブは、みんなが共有してしゃべりたくなるもの。企業と消費者が「共創していく」時代になるということです。ストーリーは「起承転結」があって必ず終わりがあるけど、ナラティブには終わりがなく、現在進行形、もしくは未来に起こることも含めて終わらない物語です。
コロナでモノが売れない時代ですが、それでも売れるモノ、流行るお店はあります。お客様と共創の時代。
よりいいモノを、お客様と共に創り出す素敵な時代と捉えて、終わり無き物語をMueでも創り出していきたいですね。
あ~、難しかった!お疲れ様です!!(笑)