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もしもの世界

今日のお客様は60代~70代の女性が3名と、私と同世代の女子が1名。コロナが増え続け、いろんな報道がされる中、ご来店いただけるか?心配なこの60代~70代の方達が、今日は皆さんパワフルかつ、面白い方達だった。
朝の人は、終わってから旦那様とホテルにランチ。髪の毛をキレイにしたのは、週末のお孫さんの七五三の為。
お昼の方も、ここに来るまでに道に迷って、迷って、なぜかたどり着いたという。いつか自転車で来ようかな?なんておっしゃっていた。今でも自転車で片道40分なら余裕らしい。新しい道を見つけるのが嬉しいと言っていた。
同世代女子もお仕事を、かなりパワフルに頑張っている。後輩の事を想う気持ちにいつも感動する。
最後のお客様は、定年後も、まだお仕事に行き、明日は自分の作った信号機のPR動画を作るから、どうしても今日!何時からでも!という団塊世代だ。

Mueのお客様は、“団塊の世代”の皆さんと“バブル世代”の方々。そして私と同年代の“氷河期世代”の面々がだいたい同じ位の比率でいる。
この“団塊の世代”と“バブル世代”の皆さんが、このコロナ禍の中でも凄い。強い。そして、楽しんでいる。個人差はあると思いますが、この世代の人達の、なんだろう?高度経済成長を経験し、右肩上がりの日本を知っているだけあって、それぞれに面白い。当時の「24時間戦えますか?」のコマーシャルの通り、今でも寝ないで戦えそうだ。
少し前までは、「人生に、“もしも”なんてない」なんて言葉で、人を後悔させない様に、前に進ませたと思いきや、今は「もしも、かかったら。もしも、うつしたら。」の“もしも”に足を止められる。その“もしも”を感じながらも、止まらないこの“団塊&バブル世代”の人達の、面白い事や、自分で決めている事は、とりあえず、やっちゃう?みたいな、決して重くないノリが好き。
私もコロナを通じて、よーく思った事は、何かあった時に、“自分で決める”そして、“自分で進む”ということ。「もしもあの時、~してたら」は、無しで。と思っている。
また、もう一度、お店の消毒、換気は徹底して、お客様をお迎えする。それこそ、もっとこうしておけば良かった。なんて後悔しないように、きちんする。
毎日が無事に終われている事に感謝。