“場”を作る

今日ご来店の、最後のお客様。この仲良し後ろ姿、インスタにも載せましたが、今日はご夫妻でご来店頂き、旦那様のヘアカラーでした。前回、初めて旦那様をご紹介頂き、今日は2度目のご来店です。旦那様の頭皮が過敏で、被れやすい事を聞いていて、全く被れない訳ではないけど、低刺激のオーガニックカラーを扱っているので、良ければご来店くださいとお伝えしてました。
今日はお二人がご来店した時間から始まった、柔道の男子66キロ級東京五輪の代表決定戦をリアルタイムで見るテンションになっている奥様。最初は一人で見てたのですが、カラーを塗った後、仲良くスマホの小さな画面で旦那様と見てました。私は全く知らない世界の柔道。でも、この試合は柔道をされている人、もしくは、されてなくても、なんだか凄い注目されていたようです。柔道が全くわからない私でも、緊張感が半端ない試合でした。私はビビりなんで、二人の後ろから、チラチラ見ただけで、ちゃんと見れなかったです。
こんな風に、お客様が家族やお友達をご紹介してくださり、肩肘張らずに、普通に過ごせる場所にMueをしたかったので、今日みたいな光景は、とても嬉しい。
旦那様は、まだまだ照れていらっしゃる様な気がしますが、この先、徐々にくつろいで頂ける様になったらいいなと思ってます。

美容室という空間が、緊張感がありすぎてもダメだし、無さすぎてもダメだと思ってます。かっこよすぎてもダメで、(言葉が悪いけど)ダサくてもダメみたいな。曖昧だけど、お店としては、そこを狙って空間や雰囲気を作っていきたいと思います。

こんな時代だからこそ、お客様自身が、自分に対して、人に対して、なんだか優しくなれる“場所”を作っていきたいです。