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霜月の朔日

11月がスタート。今年も後2ヶ月となりました。

毎年、夏を過ぎると学びのシーズンになります。コロナの影響で、昨年は無くなってしまった講習会や、私自身の気持ちがデジタル化に追い付かず、断念した物もありましたが、今年は9月、10月と、オンラインのセミナーで(無事に)受けることができました。

10月に受講した「女性ホルモン塾」

美容家・オーガニックスペシャリストの吉川千明さんと産婦人科医師、医学博士の対馬ルリ子先生によるオンラインセミナーでは、自分の身体に無頓着すぎる私には、たくさんの学びがあり、勉強になりました。

“ヘルスリテラシー”(健康力)という言葉も聞いたことが、うっすらあったのですが

「健康情報を獲得し、理解し、評価し、活用するための知識、意欲、能力。

生涯を通して生活の質を維持・向上させることができる力」だなんて、知らなかった。

まずは、“知ること”そして“気付くこと”が大切で、そこからさらに、たくさんの情報がある中から

“自己価値観を養い、自分で考え選択する人生を”ということ。

現代の医療が進む中で、私は、残念ながらお医者さんではないので、病気を治すことはできないけれど、髪の毛や頭皮を見たり、触れたりすることで、お客様の“変化”に気付くことができます。年齢的な物もあれば、精神的な物もあると思いますが、せっかく学んだ事を、美容室で何かできないか?と考えるわけです。劇的に変えることはできないけれど、お客様自身の身体やこころの変化に気づく、きっかけになるようなこと。

今月、どこかでお知らせできる、新しいメニュー「ヘッドスパ」

このセミナーを受ける前から、お客様からのご要望もあり準備をしてましたが、これこそ「美容室でできる何か」だと思っています。ただ、私にとって「ヘッドスパ」は、なかなかハードルが高い技術。

私にとって「ヘッドスパ」は、薬剤を揃えて、手技を覚えて、はい、どうぞ。というものではないからです。カットやカラーといったものとは違う、“リラクゼーション”の分野に「私で、大丈夫?」という自分の中の高い高ーい、ハードル。忙しくて、わちゃわちゃしている毎日の、しかも、落ち着きのない、この性格。そんな事を、先日(昨日、店長日記に書いた)ヘッドスパに使うアロマオイルを相談しに行った先で、スタッフの野村さんに「私、ヘッドスパ、できると思います?」と聞いてみる。すると、

「忙しいから、忙しい人の気持ちがわかる。疲れているから、疲れている人の気持ちがわかる。

だから、あなたがやりなさい。」

と野村さんに言われて、その気になった私です。

皆さんの心に響く、ヘッドスパ準備中。あと少し、お待ちくださいね。

今月もよろしくお願いいたします。