ギフト
”ご褒美”というのが、一番ふさわしいと思いますが、
Mueのシンボルツリー、エバーフレッシュこと”エバーちゃん”が、
去年と同様、今年もなぜか?11月に開花しました。
(エバーフレッシュの開花は4月から9月と言われています)
毎日、毎日、欠かさず水をやり、
何かあれば「かわいいな~」と話しかけ、
朝、出勤してきたときに、葉がしおれていたら、
いちもくさんに「ごめんやで~」と謝罪。
ポンっと弾けて「こんちは!」って感じに咲く花は
エバーちゃんから私へのギフトなのかな?
と、都合よく思ったりしてます。
先月のある日、
午後からのお客様を接客中、お店の玄関をノックする音がして、
見ると、ドアの向こうに女性がいました。
予約のダブルブッキング?かと思って、
誰だろう?とヒヤッとしながらドアを開けると、
その人が「お久しぶりです」という。
(え?誰?)←この時点では、私はまだ誰なのか、わからなかった。
「○○です。」と、彼女が自分の名前を名乗ると同時位に、
私も「あー!○○さん!!」
前の職場での同僚、○○さんが来てくれたのでした。
白いバラと、大阪のどこかで買ってきた、
北海道の銘菓“六花亭のバターサンド”を持って。
その時はお客様がいらっしゃって、
○○さんに時間を割くことが出来なくて帰ってしまったのですが、
その夜に、また違う同僚からも連絡がきて、
この11月にカットで来店予約をとってくれました。
「遠足気分で、みんなで行きます!
プライベートサロンなのに、すいません!」
当日、4人で現れた元同僚たちからの、ギフト。
この紙袋の中、いっぱいに詰め込まれたお菓子や、
「お蕎麦は、大晦日に」という心遣いの
お鍋を使わない、レンジで3分の”出雲そば”
お湯を注ぐだけの
ほっこりしみわたる”北海道鮭のだし雑炊”など。
全く、袋の中身には、統一感ゼロ。
でも、それぞれが私に対して、考えて、考えて、選んでくれた物だと、
ものすごく伝わったから、ジーンときた。
そして、彼ら、彼女たちが帰った後、
袋の中を見ながら、ふと、思った事。
”みんな、それぞれがバラバラでも良くて、
バラバラだけど、大きな袋の中では、一つになれる”
この日、来てくれた同僚たちと一緒に働いていたころ、
私は、彼ら彼女たちのバラバラさに、日々イラつき、ムカつき、
同じ方向を向く様にすることに、躍起になっていた。
でも、大切なことは、そうじゃ無かった事に、気づく。
大きな袋になるべきだった。。。なと。
この、彼ら彼女たちからの、
とても素敵なギフトをもらえる、
きっかけとなった、先月○○さんがMueに来てくれた日。
○○さんは知らずに来たけど、
実は、偶然にも、私の誕生日だった。
もうすでにここから、ギフトは始まっていて、
今年は、本当に素敵なものを頂いちゃったな。
何かで恩返しできるように、日々精進したいと思います。