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眉ペンシルに宿るもの①(京都お散歩編)

もう、春でもない。でも夏でもない。

そんな気持ちいい季節の京都。

ちょうど、1年前の同じ5月から、鵜飼先生にメイクのレッスンを

「ひょっこり、やってくる」(鵜飼先生からそう言われています)感じで

受けるために、足を運ぶようになりました。

どうせ、京都に行くなら!と、いつもレッスンまでの時間を、あちこち周って楽しんでいます。

この日も出町柳駅からバスで大原方面に。

森林浴も兼ねて八瀬へ。

 

 

 

 

 

 

そこから、叡山電車に乗り、一乗寺駅からすぐの

「文野さん、絶対好き!」と鵜飼先生お墨付き”恵文社”へ。

ここでは、今、鵜飼先生がメイクを担当されているアパレルメーカー

”NIMAI NITAI”のこの春夏のコレクションの展示販売をされていると聞いていたので

行ってきました。

今、本屋さんがどんどん無くなりつつある中、

この恵文社は、オープンと同時にたくさんのお客様がみえていて、

特に、年配の”オシャレ”な男性がフラッと、一人、また一人と

入ってきてました。

お店もお客様も、素敵な店内を時間をかけて堪能した後、

出町柳に戻ったついでに、糺の森を歩きながら下鴨神社へ。

まだレッスンまでに、中途半端に時間を持て余した私は、

「あ、そうだ!

確か、京都商工会議所とか、丸太町の方だったはず。。。」

と思い付きで、その方面のバスが目の前に来たので飛び乗り、

バスの中でグーグル検索して、無事にたどり着いたところが。。。

 

“松栄堂 京都本店”

 

最近、お香に少し興味があって、京都に行った時に必ず行こうと思っていたはずなのに

当日、ふいに思い出す(笑)

本店の隣にある”薫習館”と合わせて行ってきました。

お香を、いろんなアプローチで体験できるフロアは、

私お得意の、ちょい挙動不審気味にウロウロして楽しみました。

 

 

先ほどの恵文社も松栄堂も、

自分たちが扱っている物の見せ方、伝え方が素敵だなと。

 

思わず入ってみたくなる、触れてみたくなる、もう一度、来たくなる。

そう、私に思わせるのは、そこに書かれた言葉ではなく、

言葉では伝えきれないものが、お店や商品に宿っているからだと思うのです。

恵文社に並べてある本たちは、

「ちょっと、ちょっと、私を手に取って!」と本の方から

自分に相応しい人にアプローチしているかのような、

独特な本の存在感。

松栄堂のお店も、

本店と薫習館が行ったり来たりできるようになっていて、

ディスプレイしている物の配置なども、良くできた導線で繋がっていて、

一つ一つのモノに対して”よく考えられているな”と、思慮の深さを感じました。

 

そんなこんなで、お昼ご飯も忘れるくらい、胸が満たされた後、

地下鉄に乗り、今日の本題。鵜飼先生のメイクレッスンへと向かいました。

②に続く。。。