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サンタは、いますか?

あれ?

今年もあと一週間です。

今年も、全くクリスマスの気配のない自分のお店に、

”来年こそ、クリスマスチックにするぞ!”と、

来年の抱負を、一番最初に思う時期が来ました。

 

12月に入ると、カラーやパーマの待ち時間に

お子様がサンタさんに書いたお手紙の中のモノを

携帯でAmazonサンタに、ポチポチして

お子様にバレてはならない使命感から、

配送先は、ご実家。近くのコンビニなどなど。

 

もしくは、

「これが欲しいって、(あなたのかわゆいお孫様は)言ってます」

と、直接ご実家サンタにラインで、画像付きAmazonのスクショを

送っている方もいます。

 

クリスマスプレゼントに人気のゲームや、仮面ライダーのなんとかベルトを

先着〇名様!みたいな広告を見て、

開店前からトイザらスやジョーシンに並ぶなんて、もう無いのかな?

時代は、本当に変わっても、サンタは変わらず存在しているのは、

大人がロマンチックなんだ。と思っています。

例えば

「煙突が無いのに、サンタはどこから入ってくるの?」

という問いに、

私は、いつも「えっ?!」とかってタジタジしてしまうけど

結構、周りの大人たちは、

サラっとすんなり、私をうならせる答えを子供たちに言えたりします。

アドリブで、あんなベストアンサーを即座に答えれるって

すげー!と思う事が多いです。

何年前だろうか?

「サンタはいるの?」という問いに答えた文章が

ネットで話題になりました。

当時、これをお客様に教えて頂いたのですが、

(知っている方もたくさんいると思います)

私はクリスマスシーズンになるとこの文章を

よく思い出します。

”ヤフー知恵袋”に

小学六年生の女の子が投稿したサンタさんに関する疑問に

対する回答です。

この女の子は、”サンタがいる”と言う事を前提に

ヤフー知恵袋に疑問をぶつけます。

彼女の疑問のベストアンサーに選ばれた方の文章を

今日は久しぶりに、もう一度検索して読んでみました。

 

まず、第一声は

「サンタはいます。」

から始まります。

少しずつ、私が勝手にここからは省略しつつ要約して書きます。

気になる方は、ヤフー知恵袋で検索を。

 

昔は、サンタさんがおもちゃを作り、運び、配っていた時代があったけど

今はサンタが直接関わっていない事も多い。

何より、子供の欲しい物が「市販品」になったこと。

「携帯電話」とか「iPad」とか、こうなるとサンタさんにはもう作れません。

「サンタさんが作れないなら私たちが代わりに作りますよ」

とたくさんの企業が作ってくれ、

全国へ運ぶところも、運送会社がそのままサンタさんの代わりにやってくれます。

 

プレゼントを製作して、輸送して、枕元に置くところまで全て

「サンタさんの代わりに私がやりますよ」

という人達だけで済んじゃう。

一人のサンタが全てを行うのではなく、

力の小さいサンタ役の人が

ちょっとずつ役割分担しているわけです。

子どもが市販品を望むことが多くなった時点で

避けられない時代の変化だったと。

ただ、言えるのは

今、サンタの代わりにプレゼントを作っている人も

「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」

と思いながら作り、

運んでいる人も同じ思いで運び、

枕元に置く人も、あなたの幸せを願って置いています。

 

サンタクロース一人だけが

あなたの幸せを願っているのではなく、

他にもたくさんの人が、子供の幸せを願っているからこそ

枕元にプレゼントが届く。

それはとてもとても素晴らしいことです。

 

あと

あなたも将来こうした「サンタの代わり」を

担う事があるかもしれません。

 

「人に幸せを与える側」

に参加できるというのは、これもまた

とても素晴らしいことなので、

機会があったら、ぜひどうぞ。

 

素敵なクリスマスを。