新俳句大賞 恋愛編
髪を切る時、そのお客様が、誰に誉められたいかな?と考えて切る時があります。誰目線を一番気にするのかな?とか。
昨日、毎度、お馴染みサカグチワークスの現場監督で、このMueを施工してくださった(Mueはほとんどの事を作り上げてくださった!)阪口さんがカットに来てくださりました。
「おまかせ」のオーダーに、私のお客様なら、既に察しがついていると思いますが、その通り!結構スッキリ切りました(笑)
ただ、途中で、ちょっと監督の奥様の気持ちが気になってきて、「奥様は短いの嫌いですかね?」と伺うと、「いや、見てないです。」っておっしゃる。
実は、このやり取り、9割はこの会話になります。逆もそう。奥様を切っていて、「旦那様、短いの嫌い?」って聞くと「見てない」という。現に、今日、奥様とのラインのやり取りの中で「旦那様のヘアスタイル、大丈夫でしたか?」と伺うと「大丈夫ですよ。見てないけど」って、ホンマや。見てない。
もちろん、そうでない方もいると思います。でも、最近やっと、やっと気づいたのは、一番人の目を気にしているのは、実は“私”なんだという事に。自分の切ったヘアスタイルを、この方の周りの人はどう思うのか?「ちょっと、今回のカット、イケてなーい。」なんて言われないか?を、そのお客様より、私が傷つく事を怖がっているだけなんだと。やっとやっとやっと気づいたんですよ。
なのに、ザクザク切るなよって話ですが。。。
でも、昨日頂いたお茶のパッケージに載ってた伊藤園の新俳句大賞の俳句。やっぱり、みんなも、こんなかわいい時もあるんじゃないのー?