NEWS
お知らせ

  1. TOP
  2. 店長日記
  3. クセになる接客

クセになる接客

オープン以来、お祝いでお花を頂くことが多く、アレンジなどで、最後の最後まで枯れないでいてくれたお花を、一輪でも玄関に飾る様になりました。最近までは、とてもいいアジサイを頂いたおかげで、ずいぶん長く、玄関を華やかにしてくれていました。その次は、玄関にあった(これも頂いた)鉢植えのアンスリウムが、知らないうちに折れていて(私一人のお店ですから、私が何かしたのでしょうが。。。)折れたお花と葉を花器に生けてました。
そのアンスリウムも枯れたので、何かお花をと思い、今日はお花を買いに行ってきました。
幸い、お店の近くにお花屋さんがあります。このお花屋さんの斜め前にあるパン屋さんは朝7時半から、このお花屋さんは朝8時から開いていて、私がパン屋さんに行ってから、このお花屋さんの前を通る8時40分位には、いつもこのお花屋さんはお店の前で、大きなテーブルの上で、大きな箱から取り出した、いろんなお花を切ったり、洗ったり、アレンジを作っていたりされています。
昔っからある花屋さんという感じで、割りと大きな店構え。入り口付近にたくさんのお花が並んでいたり、胡蝶蘭が並んでいたり、朝、黙々と花を準備されている姿が、私、こう見えて、人見知りとガラスのハートなんで、お花が欲しいけど、なんとなく入りづらくて。しかも、たくさんのお花を買うなら、まだ堂々と入っていけそうなものですが、玄関に、ちょこっとでいいんだなぁ。。。
意を決して、「いざ、お花を!」と思って行ったものの、1回目は、前を通るも、忙しそうなので、やっぱりや~めた。と帰ってきてしまい、でもやっぱり玄関にお花欲しい!と思って銀行に両替に行った帰りに再びチャレンジ。
緊張してお店の中に入って、
「に、2本だけでも、買えますか?」って思いきって聞いてみたら、「どうぞ。」そら、アカンって言わないと思いますけど。
とりあえず、いろいろお花があって、選びたかったけど、なんせガラスのハートなので、手前にあったガーベラを取りました。2本(笑)
そしたら、店主(私が勝手に決めた)さんが「この色はたいして、長くもたないから、こっちの色にした方がいいよ」って言って変えてくださりました。
正直、正直、本当に正直、接客業的な、笑顔や愛想なんてものは、微塵もなかったけど、なんか、私には、ハッとさせられ、嬉しくて。笑顔はないけど、お花に対しての気持ちとお客様に対しての責任はちゃんとある。強いて言うなら、それだけでいいのかもしれない。こういう、シンプルな接客って、ちょっと、興味あり。クセになりそうです。次は、なんて言ってくれるかな?いつか、笑ってくれる日は来るのかな?
また、お花を買いに来よう。次は、もう少し、ゆっくりお花を選びたいな。隣にあった、小さなトマトみたいなのがくっついた枝のも、気になるし。
私のコッテリな接客も、たまには薄味に変えてみようかな?
実に楽しい新町です。