欲しかったんだもん②
先日、私がポストカード好きなのをご存知だったのか、Mueの経費削減を気に掛けてくださったのか、お客様から、たくさんポストカードを頂いてました。(ちなみに、過去、切手をくださったお客様もいます)そのポストカードを使って、10月のお誕生日のお客様のバースデーのお葉書にして贈りました。しかし、たくさん頂いたのに足りなくて、8月は夏の暑さに負けて行かなかった、これまた、私の好きなお店「ポスト舎」に9月はお店の空き時間に、行って来ました。
ポスト舎にはいろんな作家さんのポストカードがあります。
この日もあれやこれや、ポストカードを選んで買って来たのですが、私が一番気にいってて、なぜだか欲しい!と思ってたくさん買って来るけど、帰って来て「さぁ、お誕生日カード書くぞ!」と思っても、「やっぱり、これ使わんとこ。」と弱気になるポストカード。「月光荘画材店」のカードです。“ユーモアカード”という、なんだか私の心を惹き付けるイラストとなんとも言えない一言が添えられていて、一枚一枚手作りです。「月光荘画材店」は創業者・橋本兵蔵を可愛がった歌人の与謝野鉄幹・晶子ご夫妻がそう詠んで名付けたのが、この「月光荘」の名前の由来だそうです。この橋本兵蔵と与謝野鉄幹・晶子夫妻との関係も、なかなか面白いです。ここに書きたいけど、長くなりますので却下(笑)
以前、このハガキを軽はずみにも、お客様に使ったこともあるのですが、みんながみんな、素敵と思わないかも。。。と後で後悔し、それ以後は華やかなポストカードを贈る様にしてます。なぜ、同じ失敗を繰り返すのか、自分ではわからないけど、このポストカードを前にすると、欲しくなり選んで買って来てしまいます。 今回もね、結構な枚数買って来て、使わず終わりました。ひょっとしてMueのコスト削減を意識してくださっているお客様がいるというのに。
たくさんの言葉や、絵が無くても、人の心を揺さぶることができるって、凄いなぁと思います。表現する側の人の気持ちや、苦悩や、楽しさが、受け手に伝わるからだと思います。伝えたい事に対しての「表現する心」に熱さがあるから、私も気持ちが上がるんだと思います。
だって欲しかったんだもんシリーズ。まだまだ続く。