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キンモクセイとリンゴ

キンモクセイの季節になりました。この香りが好きです。朝の通勤、帰り道、いい香りがすると思って周りを見渡すと、「あ、ここにもあるんや。」と香りで存在感を出しているキンモクセイ。この香りを吸うと、思い出す事があります。今年、流行ったあの曲も、香りで楽しかった過去を思い出させてくれると歌ってますよね。(違うかったかな?あまりきちんと聞いてない)毎年、キンモクセイの香りのおかげで、思い出して、ちょっとその思い出に浸るわりには、不思議とキンモクセイの季節が終わると、その思い出を引きずる事なく、一緒に思い出す事も無くなる都合のいい私の脳。特な脳ミソしてます。
もう1つ、この前に使ったスタイリング剤の香りのおかげで、子供の頃、実家のお風呂が壊れて、家族で銭湯にいくことになり、その時に母が買ってくれた、スイカ位の大きさのあるリンゴの形をした入れ物にシャンプーや石鹸、その他諸々が入ったおふろセットを持たせてくれました。その中に入っていたシャンプーの香りとこのスタイリング剤の香りが同じだったようで、その時の家族で銭湯に行った思い出が沸き上がりました。なぜだか、長い間、おふろの修理をせずに、父親の仕事が終わり次第、家族でご飯を食べた後、みんなで銭湯に行く。車に乗って、遠くではないけれど、あれば、父親の気分だったのか?その日によって、連れて行ってくれる銭湯が違ったりして。お風呂の後のミカンジュースとか、瓶のラムネとか。マミーとか(←瓶に入ってましたよ。知ってます?)
仕事して、ご飯食べた後にお風呂に毎日家族を連れて行ってくれた父親は、きっと、「今日はもう寝たい」と身体が重かった日もあったに違いないし、長い間、お風呂を修理をしなかった当時の我が家には何かしらの理由も、きっとあったのだろうと、今だから思う事もあります。
少しの香りなのに、引き出す思い出は、鮮明で、なかなかいいものです。次は何の香りで、何を思い出すかな?楽しみです。