「ハジメテン」

少し前にこの店長日記でご紹介した「おとなになるのび太たちへ」という本があります。その中で私が一番気になる職業“You Tuber”の方が子供達に紹介したい「ドラえもん」の物語で選んだモノが、「ハジメテン」というお話。
この「ハジメテン」の内容は、何事もやる気がなくなってしまったのび太に、ドラえもんが「ハジメテン」という薬を飲ませました。するとのび太は、全ての事がまるで、初めての様に新鮮で楽しくなる。これをきっかけに、のび太は最初はどんな事でも新鮮な感動があった事に気付き、この薬に頼らずに気持ちを入れ替えて頑張るというお話です。(ざっくりです。すいません(笑))
そして、このYou Tuber(“はなおでんがん”さん)の子供達に伝えたいメッセージのところに書いていた事を、ご紹介。(本文からの抜粋です)
「こんなにも自由にできる環境に感謝すること。大好きな仲間がそばにいてくれることに感謝する事。
今が一番幸せで、その幸せは永遠に続かないと理解すること。その全部が当たり前のものだと思わないこと。
楽しいことをできるだけたくさん生み出し、見てくれる人に分け与えること。」

常に、楽しくて、新しいものを生み出し、周りをワクワクさせるモノを作り続けていかなければいけない職業のYouTuberって、大人でありながら、「子供でいること」が必要なんだろうな。思っていたより、深いお仕事です。

新鮮な気持ちでいること。何かに感動できること。
そして、何かを生み出していく力。そういう気持ちを、やっぱり持ち続けていきたいですね。
今日は最後のお客様が、中学生と小学生の兄妹でした。髪の毛を切ることや美容室に来るということに対して、恥ずかしいやら、ワクワクやらの彼らの新鮮な姿に、自分も子供の時に、美容室に連れて来てもらった事を思い出して、嬉しくなりました。
「子供でいること」大切です。