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木の葉髪

朝の準備は、いつもラジオを聞きながらです。“ながらメディア”と呼ばれるラジオだけあって、何かをしながら耳だけ傾ける。手を止めることも無く朝の支度をしながら、最新のニュース、お天気、交通情報、新旧問わない音楽。何かを仕入れて仕事に向かいます。

私の聞いているラジオの朝の番組で、朝のだいたい7時半位に始まる「季の言葉」というコーナーがあります。俳句の季語を使って、春夏秋冬だけでは表現できない季節を表す言葉を紹介してくれます。そして、その季語を使った俳句も紹介しています。

今日の季の言葉は「木の葉髪(このはがみ)」
夏の紫外線や暑さなどで髪の毛の成長がはばまれると、晩秋から初冬の頃、木の葉が散るように、いつもより多く抜け落ちる頭髪の事をいう語。
この「木の葉髪」を用いた俳句で紹介されたのが
「光陰を 矢には たとえず 木の葉髪」
もう秋が来てしまったという、瞬く間に時間が過ぎていった事を例えている俳句。これを詠んだ後、ラジオDJのまちゃお(知ってる人、いますよね)が言った事が、私の心に残りました。
「もし、その抜けた毛が白髪なら、毎年の木の葉髪かもしれないけど、長い年月を生きて来たんだなぁという証。決して光陰では無かったのでは。」
その時その時を、悩んだり、苦しんだり、もちろん楽しんだりして過ごしてきた証の白髪。そう考えたら白髪も抜け落ちる髪の毛も、ちょっとだけ許せます。
肌や髪の毛で感じる季節。
ちょっとだけ許した後は、過剰に髪の毛が抜けない頭皮にする為に、毎日の頭皮ケアはオススメですよ。またご相談くださいね。