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几帳面な上司

昨日、12月のお誕生日の皆さんに、お誕生日ハガキを送らせて頂きました。お誕生日月の特典もお楽しみください。
お知らせです。
12月は定休日の火曜日をお休みさせて頂きますが、最後の火曜日12月29日は営業させて頂きます。
お正月のお休みは1月1日~1月5日まで。
1月6日水曜日より営業スタートになります。
後、12月、午前中の予約がほぼ埋まりそうです。お昼の時間帯もじわじわ埋まっていってます。一人でもたくさんのお客様にお会いできる様に、頑張りますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

昨日、ちょっと時間が空いたので、久しぶりに本屋さんへ。次の予定まで、この、もて余した1時間位にちょっと読める物がないかなぁ?と思って、並んでいる本を、あれこれ見ながら歩きました。
そして、目に止まって選んだ本。
NHK国際放送が選んだ日本の名作
「1日10分のしあわせ」
これの横には「1日10分のぜいたく」と「1日10分のごほうび」という本も並んでました。
全世界で聴かれているNHK WORLD‐JAPANのラジオ番組で、17の言語に翻訳して朗読された作品の中から、人気の作家8名の短編を収録しています。
この本の帯に「ほんのすこしの読書タイム。その、大きなよろこび。きっと明日はいい日になる。」
という、キャッチコピーに弱い私はこの本に決めました。一つの作品が本当に10分位で読める感じの短編集です。
一番最初の物語。朝井リョウさんが書いた作品。
大学を卒業して、入社して4~5年目の男の子が主人公。花形の部署から地味な部署に移動してから、2年が経ち、その地味な仕事への苛立ちや、細かい事をいちいち注意してくる几帳面な上司に対して、心の中で毒つく毎日。このままでいいのか?という不安。
そんなある日、その地味な仕事の中で、几帳面な上司が、なぜその様な几帳面な人になったかという過去のこの上司の原点に触れる機会があり、この主人公の男の子が、襟を正す。という物語。
私自身の見習いの時の思い出にも、同じようなことがあり、几帳面な上司の元で、いちいち注意されてきたからこそ、基本的なことがきちんとできる様になる。そんな当たり前のカラクリを、改めて私もこの物語から理解する。この本の帯に書いてある通り、なんだか、じーんとして、“きっと明日はいい日になる”と思えたのです。
そんな休み明けの今日。襟を正してお仕事をやりました。ちゃんとこの気持ちを続けていける様に、頑張ります。