血はめぐる②
昨日の店長日記は鍼灸の事を少し書きました。鍼灸は血液中の白血球が関わっているという事でしたが、今日は“赤血球(ヘモグロビン)”です。
身体の外からは見えない血液の状態が、身体の一部に出て来て、今の血液の状態、いわゆる健康状態を察する事ができる部分。それの代表的な部分が、髪の毛と爪です。
今、お店で扱う様になったnonaのシャンプー。このシャンプーの会社から送って来て頂いた資料の中で、9月に送って頂いたWebセミナーのYoutubeで「貧血」と髪の毛の関係について、私は初めて知りました。切れ毛の髪の毛が「貧血」と深く関わっていて、貧血とシャンプーの改善により、健康的な髪の毛が生えてきたという事例も載せていました。
そして、もうひとつ。貧血の人の髪の毛にパーマをあてるとチリつくということを、このYoutubeで知ります。
「血液の一定量に対して赤血球やヘモグロビンが少ない状態のこと」が貧血の定義のようです。人が生きていくのに欠かせない酸素。血液中にある赤血球の中のヘモグロビンは鉄を含み、この鉄が酸素を引き連れて身体中に酸素を運んでくれます。
女性は生理の出血過多により鉄欠乏症になる人がたくさんいます。鉄不足が、頭痛、抜け毛、肌荒れ等を引き起こします。
このYoutubeを見た時に、頭によぎった2人のお客様がいます。パーマでご来店頂く度に、前回のチリついた原因を考えて薬剤や、保護剤など、何をどう工夫しても、パーマが仕上がって来たら、毎回チリついてしまう人。
この時以来、パーマのお客様には、貧血であるか、どうか?をお伺いしてます。そして、最近の送って頂いた資料には、血圧を下げるお薬“ワーファリン”を飲んでいる方にも注意が必要だという事。お薬でサラサラにした血液に、過剰にパーマ液が反応するそうです。
お店で扱うパーマ液のラインナップを考える事になりました。
この鉄不足によって、充分な酸素が髪の毛を作り出す毛母細胞に届かなくなり、酸欠状態になるため健康な毛髪が生えにくくなります。
では、どうしたらいいの?って事をお客様に手にとって見て頂ける資料を、いつも親切なnonaの会社から送って頂いてます。お店のテーブルに置いてますので、ぜひご覧ください。
さらに、もっと詳しく載っているのが、nonaのホームページの、みになる情報のノナブログがあるので、そちらも、ぜひご覧ください。わかりやすく、いろんな事を書いていて、気をつけたらいい食事等も載っています。
(https://hairsoap-nona.com/nonalog/)
私の尊敬している美容師さんが言っている言葉
「人は、食べた物と出逢った人でできている」
年々、身にしみる言葉です。
髪の毛から伝わる身体のメッセージを、私が感じとり、お客様の健康に繋がる様に。ロマンを持って頑張ります。