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名残の空

先日ご来店頂いたお客様から教えて頂いた言葉「名残の空」これ、いつの空か、ご存じでしたか?私、もちろん知りませんでした。1年を惜しむ心で仰ぎ見る「大晦日の空」の事です。
食べ物の味が、最も良い時を“旬”。この旬の時期がそろそろ終わるかなという時に、それを惜しみつつ、“また来年も美味しく味わえますように”と最後にもう一度楽しむことを“名残”というそうです。
食べ物に限らず、盛りを過ぎて終わっていくものの名残を惜しむ言葉があります。「名残の雪」は早春の降りじまいの雪の事だそうです。そうか。だから、春が来てキレイになる人がいる時期の言葉なんですね。(違う?)
2020年も、本当に後2日になりました。いつも大晦日まで仕事しているのですが、確かに、お仕事を終えて帰る大晦日の帰り道は、もう後何時間で新しい年になってしまうということを焦りながらも、残りの何時間を大切にしたいと思ってます。
「名残の空」をこの1年間を振り返って、仰ぎ見て帰りたいので、後2日、気持ちよくお仕事したいと思います。