THE SHOW MUST GO ON

いつも季節感のあるお手紙をくださるお客様がいます。先日も届いた封筒にも、「今、感じている事」のたくさん工夫が凝らされてあり、いつも開封するのが楽しみです。

今回のお手紙には『クレパス画名作展』(特別展‐近代の巨匠から現代の作家まで表現の広がりと可能性を求めて)へ行って来られた事が書いてありました。
クレパス画材を使った表現の広がり、世界観をたくさん感じていて、お手紙の文面でこのお客様が、そこにあった作品にいい刺激を受けて帰って来たのだろうなと思いました。おそらくその会場で販売されていた、このポストカードにMueでのくつろぎのひとときを重ねて、選んでくださったようです。Mue色のサクラクレパスと思わせて、消しゴムも入ってました。

私が毎朝聞いているラジオの番組で、私のお休みの火曜日の朝10時台に「THE SHOW MUST GO ON」というコーナーがあります。「With コロナ」の時代に心を豊かにするエンターテイメントを楽しみ続けていくためにできることは何か？という内容で、エンターテイメントの最前線で活躍されている人や、支えている人をゲストにお話を聞く事ができます。

先週のゲストは、医学博士にして、大阪市立大学、荒川哲男学長でした。コロナ禍の中での授業の再開のお話や、この荒川学長の開発した“携帯できるパーテンション”『しきっチャオ』のお話。パーテンションは仕切る物だけれども、人と人とを遠ざける物ではなく、「あなたの為に」という人間関係を生み出す物であるということ。ユーモア溢れる荒川学長のお話と最後に「世の中に正解なんて、何か分からない。その不確定な中で、いい“解”を導くということが勝負」というお言葉もあり、できることは何でもやってみて、コロナに対して答えを導き出していくのは、自分たちなんだというお話でした。(タイムフリー等で聞けると思います。ぜひ！)

心を豊かにするモノを、大切にしていきたい。
美容室がそういうモノでありたいと思う今、できる事を探して、エンターテイメントの未来、美容室の未来を明るくしたいと思っています。