2月の初めに思う事

1年間の中で、

私の「冬眠」と位置付けている1月が終わり、

2月になりました。

毎年、成人式を終わった位から、無気力月間に入り、

お布団から出たくない朝。

起きる時間もどんどん遅くなり。。。

そういう自分を、「そんな時もあるさ～」

とこの何年間は諦めていて、

2月の節分をめがけて

「さぁ！いいかげんにしなさい！！」

と、もう一人の自分がお尻をたたきに来る。そんなイメージです。

だから、私にとって「節分」は、

一年の中でも、大切にしている節目です。

ただ、今年は、ダメな私なりに、地面の下でムクムク動いていた感じでした。

未読タワーとなって、そこそこの高さが出てきていた本を、上から(よく考えたら、下からの方が良かったか？)読み始めたり、

見て見ぬふりをして、ほったらかしにしてきた、お店の換気扇に張り付いているホコリ。間もなく積み重なった幅が、1センチ位になるんじゃないか？と思う位ほどになっていたのも、除去。

この2年間、ツルツルになって、むき出しになっていた木の床にワックスがけ。

気になるWebのコラムを読みあさったり。

もう、後11ヶ月となった今年。

観に行きたい映画、やりたい事、タイミングを見て会いに行きたい人が、見えてきました。

その第一弾。

今日から半年間、第一火曜日の夕方は、いつもお世話になっている、お馴染み“hitofushi”さんの

“hitofushi Liberal arts box”

『暮らしの「ちゃんと」おうち文化教室』に通う事にしました。

どんな事でも、

頭で考えるより、先に

口と身体が動いてしまう私。

頭を打つこと、後で後悔することの多い事。誰にも負けません。

なので、このお教室で

暮らしの中で、人に対する心遣いや

今まで、まるで心得て来なかった、

マナーや教養を身につける事と、

そういったものを学ぶ事で、

全く関係ない場面でも、

もう一人の私が

「待て。待て。」と、

口と身体が先走る前に

それが、果たして正しい、たしなみなのか？と

考えさせてくれるのではないかと思うのです。

今日の第1回目も、

上品な方に囲まれるだけで、気後れしてしまう私でしたが、

「贈り物をととのえる」という内容の中で

贈答品にまつわる全ての事に、

意味があり、そこに込められる思いを理解する大切さを知りました。

お金を出せば、

何も知らなくても、物さえ選べば

何から何まで、誰かが、物を包み、相手に届けてくれる時代です。

それは、

自分自身の身の回りの事にも言えることで、

思いのままに、手に入れた服装や持ち物で

とても簡単に、

自分自身を取り繕えてしまえます。

長くなりましたが。。。

うまく「冬眠」から抜け出せた、今年。

毎日の、今ある物に対して、感じ、考え、楽しみたいと思っています。