夏越の大祓

今日で、今年2024年も半年が終わろうとしています。

毎年6月の最後のお休みには、お客様からの助言もあり

奈良県の大神神社に

一年の半分を無事に終えることができたことへの感謝を胸に

お参りに行ってます。

無病息災を願う、大きな茅の輪も置いてあり、

時間に流されている毎日ですが、この茅の輪を見ると、

一年の半分が過ぎたというのを、実感します。

ご神体のお山に登拝させて頂いた後のにゅうめん。

ホッとする。これをいつも通り堪能できたことにも感謝。

先日、朝日新聞出版の公式ニュースサイト

AERA dot.で連載されている、『午後3時のしいたけ.相談室』で

（もちろん、あの占い師しいたけ.さんが、読者からの相談に回答するという連載です）

ある女性の自分の”天職”が知りたいという相談でした。

この時のしいたけ.さんの答えは、まず初めに

”僕は「好き」と「許せない」が半分ずつあるものが

天職だと思っています”

失敗してもまぁいいやと思えるのは「趣味」

天職の場合は、

「ちょっとこの出来が許せないから次の予定２件キャンセルして

修正します」みたいな。

”利益を追求するか、品質を追求するかみたいな話が出た時に、

単なる「仕事」なら割り切れても

「天職」だと割り切れない部分が出てきたりする

だから

天職に出会ったから毎日がハッピーになるわけじゃないし、

出会わないほうがいい可能性もある。

そして、この後に書かれてあった

自分に何か欠けているものがある、

どうしても埋めたい穴が、埋まらないという状態の人への

アドバイス。

”どうしたら探し物がみつかるか。

逆説的ですが、「自分が今持っている奇跡的なもの」に

スポットをあててみる”

奇跡と言っても宝くじが当たる必要はなく

「先日買ったコーヒーカップがすごくお気に入りになった」

「服のシミがきれいに落ちた」レベルでいいので

身近にある奇跡を見つけて感謝する習慣を作ると、

不思議と運が向いてくる”

かつて、大神神社で

「Mueが繫盛店になります様に」と手を合わし

その願いが、通じたにもかかわらず、

なにか埋まらない穴がむくむくと湧いてくる私を、

恥ずかしく思います。

大神神社への参拝した数日後に、

このしいたけ.さんのコラムに出会えたのは

まさに私の身近にある奇跡であり、

これがお参りのご利益のような気分です。

今月も、たくさんのお客様にご来店頂き

本当にありがとうございました。

今年も、ラストまでがんばります！