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水無月の朔日

今日から6月。カレンダーをめくると「水無月」と出て和菓子が頭に浮かぶのは、私だけですか?
朔日をなぜか重んじている私。
何か新しいモノを使い出したりしたい気分になります。そこで、今月は決めてました!
先日、お客様から頂いた万年筆。
このお客様からは、定期便の様に嬉しいお手紙が届きます。お手紙以外にも封筒の中は、素敵な新聞記事の切り抜きや、手間隙かけて作った物が入っています。先日、その中に入っていた万年筆。ペンの先はニコチャンマークが書いてあるんですよ!Mueのカラーに合わせて、グリーンのインキも付けてくださりました。
万年筆はあこがれていながらにして、恥ずかしながら、初めて使います。中に入ってある使い方説明書を見ながら楽しみたいと思います。
このお客様から教えて頂いた新聞の記事を読みながら、この先のいわゆる「アフターコロナ」と言われることを考えました。
先日、ラジオで聞いて気になっていた事もそれに繋がります。作家の村上春樹さんがTOKYO FMで「村上RADIO ステイホームスペシャル」という番組の中でコロナ禍後の世界について語った事を取り上げていました。
新型コロナウイルスとの戦いを「戦争」と表現する事に苦言をし、「善と悪、敵と味方の対決じゃなく、知恵を絞り合い、生かし合うための知恵の戦い。敵意や憎しみは不要。簡単に戦争に例えて欲しくない」と村上春樹さんの言葉が耳に残りました。
そこで調べてみると、他にも番組の中で村上春樹さんは、今、必要なものとして
「マスクとワクチン。。。愛です。愛や思いやりがなかったら、世界はギスギスした味気ないものになる。愛って大事です」
その上でリスナーに「自分の求める何かを、熱く追及してください」と呼び掛けたということです。
本当に、生活に必要なものが見えてくるアフターコロナ。新しい月もスタートしました。熱くいきましょ。