葉月の朔日
今日は、私の中学生の時からの友達が来てくれました。彼女は幼い時からずっとピアノを続けていて、今はオーストリアのウィーンに移り住み、リンツという街で大学に勤めています。大学ではピアノで、声楽やバイオリンで留学してきた人達を指導する職業についています。
彼女が日本に帰って来るのは、勤めている大学の夏休みと冬休みの2回。私の夏と冬のちょっとしたイベントでもある。彼女のヘアスタイルをすると、ああ夏がきたなぁ~と。ああお正月やなぁ~と、思います。
今回はオーストリアから関空に着き、PCR検査陰性からの2週間自宅待機を経て、来てくれました。
彼女から今日頂いた「小倉山荘」のおせんべい。
これ、美味しいやつです。
偶然か?そうでないのか?わからないけれど、この小倉山荘のご案内にも書いてました。
「一期一会」という言葉。
彼女も言ってましたが、海外にいると、コロナでこの先は今までみたいに思った時に、いつも日本に帰ってこれるかどうか、わからない世の中になってしまいました。こうして会える時間が二度と巡って来ない、たった一度きりの事になるかも知れないと、きっと日本にいる私より、海外にいる彼女の様な人達は、重く思っているのかも知れないです。
朔日の気持ちを新たに頑張る日にふさわしい、“一”尽くめ。「一期一会」。この一瞬を大切に、どの人にも、今できる最高の技術と接客をしようと思います。