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秋色アジサイ

去年まで、約10年間、本当にガラでもなく、生け花を習っておりました。先生のご自宅で、お教室をされていて、仕事が終わってから月2回通っていたのですが、今考えると、よくあんな遅い時間から、よく10年間も先生は嫌な顔一つせず、教えて頂けていた事にある意味、驚きます。私、めっちゃ申し訳ない事してたやん!と当時を振り返れば振り返るほど、恥ずかしくなります。今日、朝一番にご来店頂いたお客様は、そのまさしくその嫌な顔一つせず、教えてくださっていた生け花の先生と、同じお教室の生徒の方で、この方もパワフルです。誰よりもお花が好きで、同じ時間に私の3倍は生けて帰ってらっしゃいました。
実は、Mueのオープン初日の朝一番のお客様も、このお二人です。そういう、お心遣いが素晴らしいです。
今日、わざわざこの秋色になったアジサイをきれいに包んで、電車に乗るというのに持って来てくださりました。(今日は花器がないので、とりあえず、どこに挿してるんや!というツッコミ覚悟の青色のジョーロ
で、すいません!)
先生のお家の前やお庭には、本当に四季折々のお花が咲いていて、アジサイも見事だった事を思い出します。生け花のお稽古中に、何か緑が足りないなぁという時は、お庭にいって適当な緑を切って足してくださったりしました。
「人は、食べたモノ、目にした言葉、出逢った人で作られている」といつだったか、聞いた事があります。
30歳位の時に、仕事ばかりしていたら、駄目だ!と思って、何か習い事をやってみようと思い、当時のお客様とのご縁で紹介して頂いたのが「生け花」でした。
私が何か形を残す様な事を、生け花においては何も無く終わりましたが、いろんなお花に触れる事で、その季節だったり、節句だったり、日常の中に、今まで見えなかった景色や、道端の草花、知識が目に入る様になりました。先生や生徒の方、生け花に出会えて、生活に“彩り”が出たと思います。
数少ないですが、花器を選んで今日頂いたアジサイをきれいに飾りたい(生けると言いたいところですが。。。)と思います。