目に見える敵

今年は、目に見えないウイルスとの長期戦の中、梅雨が始まる位から、私は目に見える敵とも戦っています。
毎日の葉水に加えて、月曜日はお店の観葉植物に土にお水をたっぷりあげる日です。鉢の下の水受けのお皿を3回ずつは変えながらお水をあげます。
そして、今日。確実に先週よりも勢いを増してきた、ちっちゃい虫。特に観葉植物の土付近にヒラヒラ飛んでいるハエなのか？蚊なのか？
最近、営業中にお客様にも彼ら、彼女達は近寄って来ます。シャンプー中にお客様のお鼻の上にとまってしまう無礼なヤツもいます。手にシャンプーの泡がついているし、手を止めれないので、息を吹き掛けたりしたいけど、マスクしているので無理。という歯がゆい戦いもあります。シャンプー台の上から睨み付けるしかない私。無念です。
オープン以来、シャンプー台の周りにカビや雑菌を防ぐ為においている「くすの木のブロック」と「樟脳オイル」。私の好きな雑貨屋さん“hitofushi”で見つけて以来使ってます。科学薬品製の防虫剤もいいんですけど、明らかに“虫居てます！”ってわかる感じがどうもなぁ～。(それならいっそ、入り口に堂々と蚊取り線香を置きたい位です。)
虫さん達も、近寄って来なければ問題無いし、虫さん達にも優しく回避して頂きたいので、このブロックにしてます。このくすの木のブロック自体もほのかに香るのですが、ここに「樟脳オイル」を少し染み込ませてお部屋の片隅や引き出しの中に置いておくと防虫剤の代わりになります。「樟脳オイル」はクスノキの結晶でクスノキ自体、虫が嫌がる香りとして知られています。
実際、先日シャンプー台の周りに置いてある観葉植物の周りに虫がいるのが気になったので、このブロックに樟脳オイルを朝一滴ずつたらしてみると、その日から虫さん達が気にならなくなりました。今日は樟脳オイルを観葉植物の鉢にちょっとずつ付けたりしてみると、不思議ですが気が付くと虫さん達がいない！
という訳で、今日は暇だったのもあり、お昼にお店を抜け出し“hitofushi”へ。窓際に置くブロックとオイルを買ってきました。この“hitofushi”の「樟脳オイル」は福岡県の「内野樟脳」というところのモノで、江戸時代から変わらない製法で貴重な樟脳とそのオイルを作り続けているそうです。
“hitofushi”のオーナーがクスノキの香りは「シャキッとせんかい！」と激される様だと、商品の説明を兼ねたブログで書かれてました。
防虫と合わせて、梅雨の湿気に負けてしまいそうな身体と頭を、私もこの香りで“シャキッと”させていきたいですね。