熱処理という魔法
梅雨時期に最もオーダーが多くなる、髪の毛のクセをのばして、ストレートヘアにする縮毛矯正。
そして、乾いた時にもパーマのカール感が程よく残るデジタルパーマ。写真はデジタルパーマの時に使う機械です。髪の毛に巻いたロッド一本一本に電熱が通る様になっています。
この今、人気の2つの施術に共通するのは、「熱処理」です。髪の毛は、たんぱく質。そのたんぱく質の特徴の一つでもありますが、髪の毛に60度以上の熱を与える事によって、形を変える事(熱変性)ができます。更に髪の毛にパーマ液を塗布し、パーマ液のパワーと熱処理という物理的作用をプラスする事で、その形を形状記憶させることができます。
それを用いたのが、うねった髪の毛を真っ直ぐに形を変える縮毛矯正。真っ直ぐの髪の毛をカール、もしくはウェーブの形に変えるデジタルパーマです。
ナチュラルドライでも、形を固定しているので、自分でスタイリングが楽になります。そして、パーマのもちも、デジタルパーマに方がいいので、オススメです。
ただし、熱処理が入る分、乾燥は起こりますので、日々のケアはしっかりして欲しいと思います。2ヶ月後の毛先のカットは必須です。
Mueでは、縮毛矯正、デジタルパーマともに、施術中の行程の中で、そのお客様に必要なトリートメント処理を間に挟みながら、極力ダメージにつながらない様に、仕上がりの手触りが悪くならない様に施術させて頂いてます。
ぜひ、この夏のヘアスタイルの参考にしてみてくださいね。髪の毛にちょっと魔法をかけてみてください。