海の雫
毎日、玄関のアロマディフューザーでエッセンシャルオイルを使って、まずは香りで、お客様をお出迎えしてます。エッセンシャルオイルは、その季節に合わせた物をと思っています。例えば、今年はコロナが大流行したので、結構長い期間、抗菌、抗ウイルス作用のある「ティートゥリー」を使ってました。最近は、3種類のアロマ(メリッサ・ローズマリー・ラベンダー)をブレンドしたオイルを使っています。これを選んでいる理由は、季節でも、なんでもなく、私の気分です(笑)すいません。前置きに意味がなくなりましたけど、さらっといきましょう~。ちなみに、今、玄関に使っているこの3種類のブレンドのオイルの効果効能は「気持ちが静まり、集中力を高め、地肌に潤いを保つ」と書いていました。そんな感じの玄関の空気感、楽しんでください(笑)
「海の雫」と聞いて、どんなものを連想しますか?
学名ロスマリヌス、ブルーの小さい花をたくさん咲かせ(4月~5月頃)葉は松葉を短くした様な形、清々しい香りの「ローズマリー」の事です。
このローズマリーは、そのスッキリとシャープな香りで古くから記憶力を増強するハーブとして有名です。古代ギリシャでは学者たちがその精油を額に塗りつけて、脳に活力を与えようとしたそうです。私も次回の店長日記の前にやってみよう。
また殺菌力も強く、ペストが大流行した際に、ローズマリーの香りをかいで身を守ろうとした等、いろいろな事が言われてますが、実は、ローズマリー、「若返りのハーブ」としても有名で、ほどよい刺激で、たるんだ肌を引き締め、くすみやむくみをとると言われてます。また頭部への血流を増やし頭皮の血行を良くするため、髪の毛の成長を促しながらフケも抑えられると言われてます。
植物の力を、信じている私。
現代医療を否定している訳ではなくて、検査して原因がはっきりわかっている病気ではなく、現代のよく分からないけど、「なんだか、しんどいなぁ」とか、「お歳ですね」で診察を終わらせられてしまう様な病気や、現代医療では対応しにくい病気に対して、アロマテラピーは試す価値があると思っています。
美容室において、エッセンシャルオイルを使ったアクションは、病気は治せないけど、その人の中で、何かが動くと思っています。それこそ、皆さんはご存知でしたか?「シャンプー」の意味は、元々、ヒンドゥー語で「押す、マッサージ」の意味で、髪の毛を洗うことではなくはお湯やハーブを使って頭皮をマッサージする事だったんですね。
寒くなり、インフルエンザや風邪の季節になります。もしくは、乾燥等のお肌のトラブルも増えて来る季節。美容室でできるケア。ありがたい事に、たくさんの植物と太陽の光の中で毎日お仕事している私がお客様をケアできる事を考え、積み重ねてやっていきますね。