立冬
今日、2020年11月7日土曜日は暦の上では「冬の始まり」二十四節気において、「立冬」です。
だいたいこの時期、いや、実はもう先月の終わりから私には、すでに冬が始まっていました。
はぁ~。。。しもやけのシーズン到来です。
私、めっちゃ、しもやけできます(笑)あかぎれより、しもやけに悩まされる冬は、人前で手を出すのが恥ずかしい季節。人前では常にドラえもんの手みたいにしてます。ドラえもんみたいに握らなくても、物が手に吸い付いてほしい。
このしもやけに対して、お馴染みの私の(勝手に決めてます)主治医、松尾先生は「しもやけは、体質やから、治りません」とピシャリ。今年、お店をオープンしてから4月位まで、結構ひどい、しもやけになりました。その時も「そんなん、自分一人で全ての施術をするようになったから、仕方ない」とこれまたピシャリ。
更に、松尾先生に言われたのは、このしもやけ、自律神経に関係しているそうです。なので「新しく始めた、お店の仕事のペースに慣れてきたら、そこそこ治るから、それまで我慢。」
この時に、教えて頂いた事は、皆さんもご存じの様に、自律神経には、交感神経(日中、活動している時に働く)と副交感神経(夜、休息している時に働く)があります。このバランスが崩れるといろんな不調が起こります。この交感神経と副交感神経は、どちらかが高い時は、どちらかが低いというシーソーみたいなものでは無くて、それぞれが独立しているので、場合によっては、交感神経と副交感神経の両方が過多という場合もあるそうです。だから交感神経が過多の時に、副交感神経を高めるのでは無くて、まずは交感神経を“休める”事が必要になるということ。
しもやけは、いわゆる“冷え”から来るのですが、低血圧、交感神経、副交感神経の乱れによって冷えやすくなります。冷えている人は交感神経の過多により、身体が硬直して血管が締まって、冷えやすくなります。身体が硬直していると、身体は大切なところに血を集めようとするので、手先や足先の様な先端には血液が回りにくくなる。だから、しもやけができる。
という説明を受けました。
そして、いつも、松尾先生は「仕事好きやねんから、仕方ないねぇ~。辞めろって言っても辞めへんねやったら、我慢やねぇ~。まあ、無理しなや。ゆっくり。ゆっくり。たまには、立ち止まりなさい。」と締めくくります。
冬の始まり。しもやけ自慢してる場合ではなく、ちょっと賢くなりたいなぁと思ってます。
でも、立ち止まれないなぁ~。
ちなみに、「立冬」のお花は、サザンカとスイセンなんですが、お店の近くに咲いていたこれ。多分「ツバキ」?