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サステナビリティという考え方①

先日の火曜日のお休みは、久しぶりにゆっくりとした時間があって、読もうと思っていた記事にありつけました。読みたい本もあるけど、今、手を出すと、この記事を読むのがもっと先になってしまうので今は我慢。そして我慢した甲斐のある、今の自分にしっくりくる内容なので、久しぶりの店長日記を書くことに。  

定期的にMueのディーラー岡さんが届けてくれる「HONEY」という雑誌のなかに、毎回いくつか気になる記事があります。読もう読もうと思っているうちに次の号が来て、雑誌が山積みになってしまうので、気になるページだけを切り取って置いてありました。その中の一つ。

「サステナビリティ」について

そもそも「サステナビリティ」という言葉の意味すらちゃんと知らない私。直訳すると最近よく聞く「持続可能性」だから何?って感じの私。そんな私が、この記事から少しお利口になったような気がする。そんな考え方を。では、いってみよう(笑)

この記事に書いてありましたが、サステナビリティに関するわかりやすい定義があります。

カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の”sustainability”の定義によると

“sustainability is about our children and our grandchildren, and the world we will leave them”

サステナビリティとは、私たちの子供や孫たちの世代、そして今いる私たちがいなくなった世界を考えることということなのだ。

こうした、サスティナブルという言葉や概念は、新しく出てきた言葉ではないということです。この記事の中でサステナビリティって、まずは「想像することから始まる」と書かれてあります。何かを選択するときに”誰かに、どこかに、しわ寄せが無いか”と自分の中で一歩立ち止まって、捉えなおすことが最初の一歩であると。私がコロナを通じて感じるようになったことは、少し前の店長日記にも書きましたが、目の前にあるものの後ろ側にある社会との繋がりを感じるようになりました。この記事の中にある「プロダクト・ライフサイクル」という考え方が、それに近いと思います。ここからは本文の抜粋です。

「普段私たちは出来上がった商品やサービスを、価格が安い、機能性が良いといった表面的な部分を重視した考え方で消費しがちです。でも、その商品やサービスにはそれぞれのプロセスがあります。原材料や素材を調達してそれを加工し、私たち生活者のもとへ輸送する。そしてそれを消費した後にどう処理するのかということまで、プロダクトのプロセスについて考えていくことも大切」

以前、私の尊敬している雑貨店、hitofushiのオーナーから「自分でお店をするようになったら、お店で扱うものは、それを作る人の顔が見たくなるし、プロセスを知りたくなるよ」と言われてました。これは本当にその通りで、その物が生まれた背景や作った人の意図、使う人への想いを、まずは自分が知っておきたいと思うようになり、手をかけて愛情持って作られた商品が、人に届けられて、実際使うことで喜んでもらうと、その人達もまた、生産する側の人の気持ちや仕事を創造するのではないかと思うのです。そういういい循環が、私の思う創造することから始まる「サステナビリティ」の一歩だと思っています。ここからは、また本文の抜粋になりますが

「それぞれの立場で、今できるサステナブルな選択をしてほしいと思っています。その中でもより長く行動を続けていけるように、自分が心地よく感じたり、その行動が自分に合うという感覚を探ることが大切」

去年から使い始めた、nonaのシャンプー。Mueのお店の中で、そして私の中でもサステナブルな選択の一つです。実はサステナブルな選択をしようと思って選んだわけではありません(笑)偶然の出会いでしたが、こうして、いろんなことを考えるきっかけになりました。nonaのシャンプーは自然環境から生まれたので、川や海、大地に優しく、廃液も分解性が良好で、約40年前から地球環境にも優しい商品です。

次回、Mueのサステナブルなアクションについて、もう少しお伝えさせて頂きます。