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サステナビリティという考え方②

前回のブログでは、“サステナビリティ”ということを、モノを通じて自然環境や社会との「繋がり」を感じ取ることから始めるということを書きました。

今回は、「インナーサステナビリティ」について

近年、「Innner Sustainability (インナーサステナビリティ)」という言葉が注目されているようです。「インナーサステナビリティ」とは、個人の心や身体に焦点を当てた、自分の中のサステナビリティ。自分自身はサステナブルであるか?という、サステナビリティと個人の内面の関係性についてです。

今、読んでいるこの記事にも、環境問題や社会問題は自分の外側で起こっていると思いがちだけれど、社会のシステムは「社会」によって自動的に作られたものではなくて、一人一人の「個人」の意識が自ずと積み重なってできている。そう考えた時、社会の舵を切る主体は「自分」であることに気づくはず。と記されてあります。だからこそ、サステナブルな社会を目指すには、自分自身の内面に目を向け、自分にとって心地のいいアクションを起こすことが大切だということです。

まずは、自分が何にワクワクするか、何に心地良さを感じるかを自分自身に問うところから始まります。ここからは記事の本文の抜粋です。

「自分の興味や関心に敏感になり、やりたい!と思ったらすぐにやってみる。悲しいことがあったら、思い切り泣いてみる。一緒に過ごして楽しい人に出会ったら、また話す約束をしてみる。そういった日常の中で生じる自分の喜怒哀楽の波に気づくこと。その感情に正直になって、行動に移してみること。そうすると、徐々に自分の心の形が見えてくるはずだ。そうした心の波は、自然と身体にも現れてくる。ワクワクすると身体は高揚するし、落ち込むと疲労感を感じたりする。日常の中で、心と身体の繋がりを再認識すると、自分が心地良い状態を作りやすくなるはずだ。

そして、自分の心地良いリズムの延長でサステナビリティを感じてみよう。オーガニックな食材を選択したり、環境や労働に配慮された衣服を身に纏ってみたり。どこで・誰が・どうやって作ったものなのかが分かると、自然と自分にとっての心地良さに繋がっていくはず。」

自分でお店をするようになって、当たり前ですが、全て自分の意志で、お店で使うものを選択するのですが、「なぜ自分はこれを選択するのか?」その理由を自分自身に問うごとに、Mueのお店で何を大切にしたいのか?という指針が見えてきます。この先、Mueで扱うものは、環境や社会、経済の3つの領域でサステナビリティを満たしているものを選びたいとおもっています。お客様の頭皮、髪の毛、心にいいもの。かつ、環境や社会と繋がりを持たせるもの。

まずは、6月より、「ヘナ」を新しくメニュー化させます。

Mueで過ごす時間の中で、心地良いと思ったものが、お客様の内面のサステナビリティに繋がり、モノを選ぶときに、お客様自身の意志でサステナブルな選択をするきっかけになれば、小さい力だけど社会・環境・経済に働きかけることができるのではないかと思います。