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現代の共感

苔玉で育てていた“ナンテン”がMueグリーン部長の山本さんに植え替えして頂き、カッコいい鉢に入って帰って来ました!ちっちゃい新芽も出てきて、この先が楽しみです。
先日、お客様と「落語」の話になりました。
落語が大好きな方で、実際に寄席に行かれる事もあり、コロナの影響で講演がどんどん中止になってしまい残念だとおっしゃってました。
皆さんは、天満にある天満天神繁昌亭行かれた事がありますか?日頃からオチの無い話をする私は、もちろん無いですが、一度前を通った時に“満員御礼”の文字を見た事があり、私が知らないだけで落語って人気があるのかも?と思ってました。
お客様に落語の面白さを聞くと、一言では言えないけど、文野さんが私が言ったことをまとめて(笑)と言われたので、聞いた内容をまとめさせて頂き、このお客様の落語の面白さを書かせて頂くと「優しい笑い」。だと言う事で(これだけじゃ無いですよ。今からですよ!)ギャグでみんなで大笑いでは無く、「共感」して、それを寄席のみんなで分かち合いながら、“じわじわ笑う”のが、いいとの事でした。特定の誰かの顔や服装やなんやをヘイト(この言葉、使わせて頂きました!)したりする事は落語の中には無いそうです。
今、私は知らなかったけど「人を傷つけない笑い」「誰も傷つけない笑い」が人気の世の中なんですね。昨年のM―1の「ミルクボーイ」もこの笑いで優勝したとか。笑いはその時の世相をあらわす物らしく、私はミルクボーイの漫才を後でYoutubeで見ようと思いますが、職業柄、あの角刈りにしか目がいってませんでしたが、あの方達がそういう「誰も傷つけない笑い」でみんなに共感されている笑いの漫才なんだと初めて知りました。もちろん、去年の話ですので、このコロナのせいで、また違う共感の笑いが出てくるのかも知れませんが。
後、落語は最後に“オチ”がつくことも特徴らしいです。
私、ミルクボーイの漫才より、先に落語のYoutube見て“オチ”を覚えた方がいいですね。
今日もオチ無し店長日記。本当にすいません。
(えー!ほんまにオチ無しやん。っていう友達からの突っ込みが聞こえてきそうです。)